【動画】トラップの達人!デニス・ベルカンプ!

20140917_bergkamp_s2photo:oczMu1


オランダの名門アヤックス、インテル、アーセナルなどの数々の名門クラブを渡り歩いてきたアイスマンことデニス・ベルカンプ。ベルカンプのボールタッチはとても柔らかく、数々の美しいゴールでファンを魅了してくれました。
今回はそんなベルカンプの芸術的なトラップからのゴールを紹介します。

飛行機を大の苦手とするベルカンプは、フライング・ダッチマン(空飛ぶオランダ人)と呼ばれたヨハン・クライフにかけて、ノン・フライング・ダッチマン(飛ばないオランダ人)と呼ばれてました。W杯アメリカ大会ではチーで唯一船で移動しましたし、クラブチームでのアウェー戦では、陸路で移動できる場所でなければ試合に出場しない。所属のアーセナルでもチャンピオンズリーグのアウェイ戦が行われるたびに、ベルカンプの出場可否が話題になっていたほどです。

そんなベルカンプが隣国開催となり万全のコンディションで挑んだ98年W杯フランス大会。準々決勝アルゼンチン戦で芸術的ゴールは生まれました。

自陣でボールを持ったフランク・デ・ブールからロングフィードが送られると、ベルカンプはファーサイドへ膨らみながらボールに走り込み、軽くジャンプ。すると斜め後方から飛んできたロングボールを、柔らかいトラップで吸収して目の前に落とします。

20140917_bergkamp_s1

このボールタッチのポイントは、つま先。つま先の上側は足の指や関節があり、硬い面にはなっていません。つまり、つま先でトラップすると、うまくボールの勢いを吸収しやすいです。

しかし、頭では分かっているものの後ろから飛んで来るボールを、綺麗につま先でキャッチできる選手はそういません。

また、驚くべきは、これだけワールドクラスの繊細なボールタッチをしたにもかかわらず、ベルカンプの体勢は全く崩れていません。
このボディバランスと体重移動の上手さが、華麗なトラップからのゴールを量産した理由でもあります。

動画はこちら


Original:Frank de Jong

このゴールは当時オランダの新聞によって、「まるでレンブラントの筆さばきのようだ」と同国の歴史的画家のタッチに例えて賞賛されました。

数々のスーパートラップから芸術的なゴールを量産してくれたベルカンプ。彼のトラップを真似したサッカー少年も多いのではないでしょうか。

Shun

Shun

静岡県出身。小学校から大学まで16年間本格的にサッカーを続ける。大学ではスポーツ科学を専攻し、イギリスへのサッカー留学も経験。サッカーの魅力を独自の視点から伝えることで、日本サッカーの発展に少しでも貢献したい。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

You may also like...