【動画】チャンピオンズリーグ名場面!ロスタイム3分で分かれた奇跡と悲劇!(98-99CL決勝)


数々の名場面や名勝負を生み出してきたチャンピオンズリーグ(以下CL)。そんなCLの中でも屈指の名場面であるカンプノウの奇跡を紹介します。

ロスタイム3分で生まれたドラマ

99-98CL決勝は、プレミアリーグ、FAカップを制し3冠を目指すマンチェスター・ユナイテッドとドイツ国内で圧倒的な強さを誇るバイエルン・ミュンヘンという好カードが実現。

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photo:Seán Murray

試合はロイ・キーンとポール・スコールズの中盤の要2人を欠くマンUに対して、バイエルンが主導権を握る展開で進みます。
前半6分にマリオ・バスラー(バイエルン)が直接FKを決め早々に先制すると、その後もバイエルンペース。追加点こそ奪えませんでしたがマンUは全く勢いを与えません。

試合はそのままロスタイムへ突入。0−1でバイエルンリード。残り時間は3分・・。
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試合内容からバイエルンの優勝はほぼ確実とみられ、ビックイヤー(CL優勝カップ)はバイエルンカラーのリボンも結ばれていました。ピッチからそれが見えたベッカムは「急に気分が悪くなり、吐き気がした。」と負けを覚悟したことを明かしています。

しかし、そこから奇跡は起こります。

91分、ベッカムの仕掛けからCKを得ると、GKのピーター・シュマイケルもゴール前にあがります。このCKからのこぼれ球をライアン・ギグスがシュート、それをシェリンガムが押し込んで同点。

さらに終了間際の93分、再びCKからシェリンガムが頭で流したボールをスールシャールがゲット。マンUが奇跡の逆転劇を演じた瞬間でした。

同点としてからのマンUの勢い、バイエルンの精神的崩れが見ていてもはっきり分かります。
ロスタイム3分の奇跡と悲劇、まさに明暗がはっきり分かれた試合でした。

ドラマのような3分間はこちら


Original:sdjp’s channel

実はこの試合日は・・

1958年5月26日、ミュンヘンの悲劇として今も語り継がれているある事件が起こりました。それはチャンピオンズカップ(現チャンピオンズリーグ)に初めて参戦したマンUが、移動中にミュンヘンで発生した航空機事故によって多数選手をを失ってしまうという悲劇的な事件。

そしてこの試合が行われた5月26日は奇しくも、ミュンヘンの悲劇を生き延びて長らくマンUの監督を務めた、故マット・バスビーの90回目の誕生日。

ミュンヘンの悲劇とカンプノウの奇跡の繋がりはありませんが、なにか繋げてしまいたくなるような奇跡の試合でした。
試合終了の笛が鳴るまで何が怒るか分からない。それが、サッカーの面白さでもあります。

Shun

Shun

静岡県出身。小学校から大学まで16年間本格的にサッカーを続ける。大学ではスポーツ科学を専攻し、イギリスへのサッカー留学も経験。サッカーの魅力を独自の視点から伝えることで、日本サッカーの発展に少しでも貢献したい。

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