【感動】禁断の”QBK”に触れる優しさ!ゴン中山が柳沢に贈ったメッセージが泣ける!


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5日に行われた鹿島アントラーズを全盛期を支えた中田浩二、柳沢敦、新井場徹の3選手による合同引退試合。試合後のセレモニーでは、各選手にゆかりのある先輩がそれぞれメッセージを送りました。
その中でも、柳沢敦にゴン中山こと中山雅史はこんな事を述べていました。

「みなさんの記憶にも残っていると思うのですけど、2006年のW杯、クロアチア戦ですよね。あのアウトサイド、分かります。(自分も)下手だからこそ分かります。その前に2001年のイタリア戦でのアウトサイドでのゴールがあったからあそこでアウトサイドで行ったのかなという思いが強いです。その選択、間違ってなかったと思います。ただ、技術が未熟だった。そう思ったからこそ、(現役を)長くやれたんだと思います」

禁断の”QBK(急にボールが来たのので”

柳沢といえば、日本中を落胆させ、バッシングを受けたある事件があります。

それは、2006年6月18日、W杯ドイツ大会のグループリーグ第2戦のクロアチア戦。
後半6分、右サイドのDF加地亮からのクロスボールをいわゆるドフリーの柳沢が右足アウトサイドでのシュートは枠を大きく外してしまった。試合後の「急にボールが来たので」という発言がネット上などで話題となり、頭文字から「QBK」と呼ばれネットスラングとなっています。

また、この年の日本代表はアトランタ世代〜黄金世代のタレントを多く抱え、好成績が期待されていましたが、思う様な結果を残せなかった事も重なりバッシングの対象となってしまいました。

敢えて触れる優しさ

禁断のQBKに触れたのは、中山自身も1998年W杯のクロアチア戦で決定機を決めきれず、苦しい思いを経験したことで、柳沢の一番の理解者だと感じていたからでした。
「ヤナギは僕以上の思いを持って現役生活を続けてきたと思う。だから敢えて言わせてもらった」「失礼になってなければいいのですが」と最後まで気遣った中山。

柳沢も「ゴンさんの言葉は私にとっては有難い言葉だった。僕がいくら言っても解消できない、納得させられない部分をゴンさんが代弁してくれた。優しさを感じた言葉だった。たまに自分でも自虐ネタにすることもある。でもやっぱり周りの人たちが想像以上に気を使ってくれている。こういう場でゴンさんが言ってくれたことで、角が取れればいい。前に進めていなかったわけではないが、一つ、ステップが上がれたかなと思う」と中山の優しさに感謝の言葉を述べています。

中山がスピーチ中の柳沢の嬉しそうな表情は何とも言いがたく感動的でした。
本当に素敵なスピーチでした。

中山のスピーチはこちら

Shun

Shun

静岡県出身。小学校から大学まで16年間本格的にサッカーを続ける。大学ではスポーツ科学を専攻し、イギリスへのサッカー留学も経験。サッカーの魅力を独自の視点から伝えることで、日本サッカーの発展に少しでも貢献したい。

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