サー・アレックス・ファーガソン監督の”サー”って何の意味?


世界で最も有名な監督の1人であるマンチェスター・ユナイテッドもと監督サー・アレックス・ファーガソン。みなさんはファーガソン監督の名前の前についている”サー(sir)”ってなんだろうと思ったことはありませんか?

本名はアレクサンダー・チャップマン・ファーガソン。しかしなぜ、”サー”・アレックスなどと呼ぶのか調べてみました。

20141029_sir_topphoto:The Sport Review

ファーガソンの経歴と功績

ファーガソンを語る上でまず、ファーガソンの経歴と実績について紹介します。

スコットランド/グラスゴー出身のファーガソンは16歳でクイーンズパークFCとアマチュア契約を結ぶと、セント・ジョンストンFC、ダンファームリン・アスレティックFC、レンジャーズFCでプレーし32歳の年の1974年に現役引退。スコットランド・リーグで1度得点王に輝いた以外は特に目立つこともないサッカー選手でした。

しかし、ファーガソンは現役時代からサッカーのコーチングスクールに通う等、指導者となる準備をしていました。速い段階で指導者の道を志し、先を見据えていたことが、後の成功の要因だったのかもしれません。

指導者としてのキャリアをスタートさせたのはスコットランド3部イーストスターリングシャーFC。給料はなんと週給40ポンド(6,000円程)です。
しかし、その後イーストスターリングシャーFCを1年で3部優勝させると、セント・ミレンFCで2部優勝、アバディーンFCで1部優勝、スコットランド代表をW杯に導くなどスコットランド国内で監督として確固たる地位を積み上げていきます。

そして、スコットランドでの実績が買われ1986年にマンチェスター・ユナイテッドの監督に就任。就任して3年間はタイトルこそなかったものの、規律を重視したチーム作りと若手育成に力をいれ世界有数のビッククラブを作り上げました。

ファーガソン在籍の27年間で獲得したタイトルはリーグ13回、FAカップ5回、リーグカップ4回、FAコミュニティ・シールド10回、UEFAチャンピオンズリーグ2回、UEFAカップウィナーズカップ1回、UEFAスーパーカップ1回、トヨタカップ1回、FIFAクラブワールドカップ1回と数えるのも大変なほどです。

“サー”って何の意味?

では”サー”とは何の意味でしょう?

“サー”は英国王室から爵位(しゃくい)を与えられた人にのみ付される称号で、1999年にファーガソンはエリザベス女王によってナイトの爵位を与えられました。

ナイトとは、イギリスの叙勲制度において叙勲者に与えられる中世の騎士階級に由来した称号で、主に文化・学術・芸能・スポーツ面で著しい功績があった者に対し授与されます。

つまり、サー・アレックス・ファーガソンの”サー”はサッカーにおいて著しい功績を収めたという称号なのです!

ファーガソンが爵位を与えられたのは1999年。ちょうどこの年は伝説となっているリーグ優勝、FAカップ優勝、チャンピオンズリーグ優勝のトリブル(3冠)を達成した年で、その実績を認められたのでしょう。

ファーガソンのキャリアが映画化!

また、10月24日のイギリス紙によるとファーガソンが2011年に出版した『サー・アレックス・ファーガソン-マンチェスター・ユナイテッド公式ストーリー、頂点の25年間』を原作として彼のキャリアを描いた映画が製作されるそうです。

まだ企画初期段階らしいですが、サッカーファンとして是非見てみたい作品ですね。

Shun

Shun

静岡県出身。小学校から大学まで16年間本格的にサッカーを続ける。大学ではスポーツ科学を専攻し、イギリスへのサッカー留学も経験。サッカーの魅力を独自の視点から伝えることで、日本サッカーの発展に少しでも貢献したい。

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